■ Fat BULLDOG
report:kazzee

まだ HONDA CITY 仲間達と出会ったばかりの頃、彼等から「東北地方にはマッチョな TURBO II がいる」「以前雑誌で、3ナンバーの BULLDOG が紹介されていた」など、その噂を事あるごとに聞いた謎の TURBO II。どんなクルマなんだろう、どんなマッチョなヒトが乗っているのだろう。少ない情報の中、想像は募るばかり。
ほどないある日、東北地方の CITY 仲間より mail を貰った。「偶然通りがかったスーパーマーケットの駐車場で、凄い TURBO II を見ましたよ!。しかも、直後に買い物袋をぶら下げた女性が乗り込んだんです!」。コレはあの BULLDOG に違いない!。
そして 1998 年、鈴鹿ミーティングにて、とうとうその謎の TURBO II と、所有者、山田さんと逢う事が出来た。まさにマッチョな BULLDOG から降り立ったのは、そのイメージとは裏腹の、物腰柔らかい小柄な女性であった・・・。

フロントスポイラーは、シルエットボーイ(現バリュースポーツ)製の CITY CABRIOLET 用スポイラーをフェンダー幅の拡大に合わせ、モデファイして装着されている。Fat BULLDOG のボリューム感には欠かせないポイントだ。

リアスポイラーも同様に、シルエットボーイ(現バリュースポーツ)製の CITY CABRIOLET 用スポイラーをモデファイして装着。これだけだと白い壁の様(!)だが、純正オプションのリアウイングが、そのボリューム感を引き締めている。

Fat BULLDOG 最大の特徴である巨大なフェンダーとサイドシルスポイラー。それらはとても頑丈に作られており、車体剛性にも一役買っていると思われる。実際運転させて貰っても、CITY の特徴でもある車体のきしみ音は、製作後 8 年を経た今でもほとんど無い。

車体幅は、およそ 1810mm。本来 5 ナンバーである CITY だが、改造変更で 3 ナンバーとなっている。山田さんは、この車体幅を決めるきっかけとして、自宅前の道幅にあわせたとか・・・。

その幅広いフェンダーに合わせ、ホイールも 7J-13in と、とても太いサイズ。それでも足りない為、何とこの offset+25mm のホイールを裏返して装着!。
セッティングを行ったショップからは「あまり無理な運転は控えて・・・」と進言されたそうだが、Fat BULLDOG は通勤やお買い物、ミーティングの遠征にと、毎日大活躍だ。

筋肉質なイメージの Fat BULLDOG だが、内装はとても女性的で、目に飛び込んで来るものは全て真っ白!。きっと落ち込んだ気分の時に乗り込んだら、すぐにポジティブな気持ちになりそうだ。
しかし、ミーティングの遠征時などの道中、この Fat BULLDOG 車内で仮眠をしていると周囲の人々が物珍し気に覗き込んで来るのが、当面彼女の悩みの様である。