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■ '98 ホンダ夏まつり・鈴鹿サーキットパレード 1998/07/11

report:kazzee

いつもと変わらないある朝、一通のメールを受信した。

「こんにちは、ホンダ仲間の高地です。早速ですが、来る7月11日に、鈴鹿サーキットで行われる『'98 ホンダ夏まつり』に参加出来る CITY を数台探しています」

え?、鈴鹿!サーキット走行出来る・・・それも CITY でっ!。しかし募集締切りまであと僅か。すぐさま近隣の CITY 乗りに連絡してみるも、あまりの突然の事、俺自身もこの日大丈夫か?。

とりあえず CITY 行脚の相棒、PP110 さんに電話したところ、「大丈夫だと思います」との事。早速、高地さんが所属する N360 クラブ会長・清水さんに報告。「2〜3台の参加で十分ですヨ」ホっ。しかし滅多にない機会。1人でも多くの参加が出来れば・・・、焦る気持ちは空回り。

程なく締切り当日。清水さんに「スイマセン、やっぱ現時点でブル&カブの2台しか段取り出来ませんでした。」「いえいえ、ところで私も知らない経由で CITY ・マンハッタンも参加するそうですよ!。」あの CITY シリーズを代表するトールボーイも・・・これはめでたい。と、翌日 PP110 さんからも TEL あり、「何でも三河地方のオレンジ・マンハッタンが、ディーラー経由で参加するそうですよ」しかし PP110 さん、携帯電話も FAX もインターネットも無いのに、この手の情報いつも早い。おそるべし CITY パパラッチ・・・。

その後、ホンダ技研鈴鹿工場から当日のスケジュール表や入場パスなど到着し、早速ネット上で告知。パレード時には定員乗車可能との事で、この機会にブル&カブ合計10名御一行サーキット爆走・・・なんて想像を膨らませてた矢先、関東の『しゃちょう』こと芳野さん、『てんきや』さんこと金田さんが当日応援に駆け付けてくれる事に!。更に中部から忍 NIN くん・murakami さんも参加表明!。で、四国のすずやんも都合が付けば参加!。

当日、あいにく小雨模様。

ホンダクリオの酒呑み友達・田中くん同伴で、午前10時に集合場所の名神の養老 SA に到着。

すると、すでにみんな揃っている。しゃちょう御一行はオデッセイで遠路遥々。 murakami さんも数ヶ月見ない内にカブリオレの色が変わってる。程なく『てんきや』さんのブルもご到着。忍 NIN くんは鈴鹿サーキットへ直行するとの事。すずやんは都合が付かず断念。そして飯尾さんは・・・?。すると、遠方に SA 内の駐車場をカメラを持ってウロウロするパパラッチの姿発見。良く見ると HONDA S800 が沢山いるではないかっ!。早速 S8 軍団の皆さんに御挨拶。「僕達も今日のパレードに参加するんだヨ」おー!、って事は鈴鹿サーキットまでランデブー走行が出来るんだ!。良く見ると S8 の人達、すでにヘルメットを冠ってたり、ツナギ着用とかなり気合い入ってます!。「いやー雨漏れがひどくてさー」と服をベタベタにしてる人もいたケド、楽しそう。

HONDA SPORTS と言えば1年前、名前も知らない S600 の人と中央道・虎渓山 PA で偶然並んで駐車、ホンダ話で盛り上がったっけ。アノ人も元気かなー、と「お久しぶり!」アノ人ではないかっ!。なんつー偶然。世の中狭いねっ!。

更に、噂のマンハッタン・ルーフもご到着。オレンジ色の塗装といい、ヘンテコな形といい、まさに CITY を代表するコンセプトカーだ。何でもこのオーナーさん、ホンダの営業マンの方だそうで、お客の下取り車を譲ってもらったとの事。さらに「今回のパレード参加後、手放す予定です」・・・もったいないっ!。間近で拝見してもかなり綺麗で、おまけに車内はエアコン実動で冷蔵庫状態。

興奮覚めやらぬ養老 SA を後に、ホンダ軍団出発!。

鈴鹿 IC まで運転を田中くんに託し、俺は走るみんなに釘付け。間近に見る HONDA SPORTS の小さい事。しゃちょうのオデッセイと比べたら、まさにクジラとミニカーだね。

程なく鈴鹿 IC 着。ここから鈴鹿サーキットまでは田舎道を約20分。

ホンダ技研鈴鹿工場前を通過して、サーキット正面駐車場着。さてここからみんなとしばしのお別れ。ブル&カブ&マンハッタンの3台はパドック用ゲートから第4パドックへ進入。

と、そこには・・・いるわいるわ!、オールドホンダ勢揃い!。Nコロ・ステップバン・バモス・S6・S8 などなど、今回のパレード参加車で博物館状態。

その中、今回の参加話を下さった高地さん&清水さんが居た。「いやー大阪からNで来たんやけど、オーバーヒート気味で灼熱地獄やったー」。ガハハッ!Nと言えばその昔、ウチのおやじの最初のマイカー。家族4人で大阪万博行ったっけ。そのNが大阪から来てまた対面する事になるとは!。帰ったら、早速おやじに語ってやろう。しかしNコロ派の高地さん&清水さん、どう見てもNと同じ歳くらいに見える・・・ある意味凄い。

皆さんのオールドホンダを拝見してると、どっかで見た事ある白カブがトコトコと坂道を降りてきました。あ、あれは愛知の河村さん・・・でも何故?。

「パス無しでよく通過出来ましたねー!」
「ええ!パレード参加者の関係者です。と行って入って来ました!」

以前、レース活動されてただけあって心得たモンですね。しかもお仲間3名御同行。「PP110 さーん!。河村さんもいらっしゃましたヨー!」ってアレ?、またいない・・・。すると、既に沢山の被写体を追って、第4パドック内をカメラを持ってウロウロするパパラッチ。

名岐オートのS軍団の皆さん、ラブステップ・ウェストの箱軍団の皆さん。その他、庶民派ホンダ系の皆さん勢揃いしたところで、ピットにて主催者側の説明を受ける。

「えー、では早速発進準備をして下さーい!」

え?、まだパレード開始40分前なのに・・・。ヤバイ!。しゃちょう&てんきやさん& murakami さん&忍 NIN くんと合流出来てない!。焦る横をホンダ軍団は次々ピットロードへ・・・。慌ててグランドスタンドに向かいキョロキョロみんなを探すケド見つからない。結局、河村さんグループをブル&カブに満載し、ピットロードを前進。「こちらに来て下さーい!」オフィシャルの人が旗振る方は、な・なんとピットロード逆走で最終コーナーへ。生まれて初めての体・験。

「CITY のみんな、どこか見ててくれるかなー」。パレードの進行は CITY 3台が先頭グループ。その後 60〜70 年代の小型名車群が続き、S 軍団のバトル、GL 軍団と続きます。

さぁ、合図が出た!。 CITY 3台グリッドに配置。

司会の MC が響く中、意識はスタートランプ1点に!と思いきやオフィシャルの「発進して」との手招きで、あえなくスタート。時速 30km 制限で、ノロノロと第1コーナーへ・・・。昔、2輪で全開走行した時は狭かったけど、ゆっくり走ると案外広いです。そして第2コーナーを周り第3コーナー。ここまで来るとスタンドからは見えないな!。よーし、ちょっとペースを上げてっと・・・2速で全開!。と、すぐさまS字コーナー手前で、オフィシャル手招きで最終コーナーへショートカット・・・。

後続車を最終コーナーで待ち、全車揃ったところで再度スタート。も一度第1コーナー第2コーナーへ。3周目は最終コーナーそのままパスでストレートへ・・・。

第2コーナーを通過した頃、同乗の誰かが「後ろがいないよ!?」ほんとだ!どうしたんだろ?早速 10km/h 程度に速度を落し、しばし待つ。 CITY 2台はやって来たケド後続の小型名車群がぜんぜん来ない!しかたなくノロノロとまた走り出す CITY 3台。

お、最終コーナー手前にみんな停車している。しかし何故だ?。良く見ると、先方で TN360(軽トラの名車)がひっくり返っているっ!。しかし運転者は無傷でよかった!。

「この軽トラ、借り物なんです・・・」岐阜から遥々参加したカレ。大丈夫!、ちょっと凹んでるケドさすがTN。案外頑丈!。鈴鹿で転倒、それも TN で!、なんて凄い思い出出来たじゃん!。

予想外のアクシデントに焦るオフィシャル。結局そのまま最終コーナーで足止めとなり、その後のS軍団爆走や GL1500 パレード、チューンしたホンダ車の走行などを間近で目撃出来ました。足止めされた小型名車群の人々は、カメラ持ってコース上へにじり寄り。

パレードプログラムが終了し、最終コーナーに陳列されたホンダ小型車達は、ピットロードから第4パドック待機場に帰還。みんなお疲れさん!。さー CITY をピット裏の駐車場まで移動し、ストレートの下を潜ってクランドスタンドへ、みんなと会えるかなー?。

そしたらすぐに合流出来ました。「kazzeeさん、お腹空いたでしょう。ゴハン食べましょう!」・・・なんて優しいんだみんな。よし、サーキット遊園地にくり出そう!(この時、河村さん達とははぐれてしまった)。

しゃちょう「結局忍 NIN くんとも逢えなかったね・・・」
てんきやさん「僕達、本日ココで1泊するからどこかで逢えるかも」
murakami さん「あ〜あ、忍 NIN 同志のエアロブル見たかったー!」

辺りも薄暗くなった頃、「ドカーン!」突然打上げ花火がっ!。

あの方向はピット裏辺りだ。みんなで向かってみよう!。ピット裏の CITY 駐車場所まで来てみると、そこには既にビールで乾杯してる河村さん達が。そしてほぼ真上に見える打上げ花火、その爆音の凄い事。こんなに接近したのは初めてだ!。「ドカーン!。ポロポロポロ・・・コツッ」ん?、何かが降り注いでる。良く見ると火薬の破片がっ!。うーん、凄い迫力。と、横では「焦げる焦げるーっ!」カブリオレの幌を必死にかばう PP110 さんの姿がっ!。

最後の大打上げも完了し、長かった『ホンダ夏祭り』が終わりました。

てんきやさん達を鈴鹿サーキットホテルに見送りし、みんなそれぞれ帰道の無事故を願いつつ・・・再見!。

帰りの名神高速。何故か涙が込み上げた。

と言うのも、取外したのを忘れてたサンルーフから飛込んだ、花火の黒焦げ破片が車内に散乱っ!。

忍 NIN くん後日談:
「当日鈴鹿に行ったんやで!。したら人がめっちゃ多くて訳分かれへんかったで!。まーポチ1号の高速走行テストが出来たさかい、ええわ!」と言ったとか言わなかったとか。


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