■ CITY 座椅子製作
report:kazzee
一日の仕事(または家事など)が終わって、お気に入りの椅子(あるいは座布団)にドカっと腰を降ろす瞬間・・・いいですよね。
我が家にも安価な座椅子が2脚あった。しかしその座椅子も先日、腰痛持ちの知人に持っていかれてしまった。
そんな折、CITY 仲間の一人が部品取り車を購入し、不要な部品を分けて貰える機会に恵まれた。そこで何げに目に入った CITY の座席。その瞬間、普段休止同然の脳みそがワラワラと働き始めた。「これこそ俺にピッタンコの椅子かも知れない・・・」

と言う訳で、CITY E のシートで座椅子を作ってみる事にした。前提として板張りの床で使用する為、キャスターは欠かせない。当初は座面裏にあるシートレール取付け穴に直接キャスターを取り付けようとも思ったが、リクライニングした際(リクライニング出来るのである!)重心が後ろに移動するので、台座を新設して後ろ脚の支点を伸ばす事にしよう。
(シートをお譲り頂いたカニエさん、感謝!)

シート座面の裏側。
○の位置に 8mm のシートレール取付け穴が開けられている。画像でも分かる様に固定位置はかなり後方だが、リクライニングした際は重心が更に後ろへ移動する。

台座となるは、近所のホームセンターの端材売り場にて1本 170 円で購入した、45×30×550mm の桐(桐である!)の集成材。
最初は、ホームセンターで容易に手に入る L 型アングル材(金属製)を使用するつもりでいたが、抜き打ちの長穴にシートを固定する為の M8 のネジが通らない事が判明した為、安直な方向にいってしまったが、結果として安価に済んだ。
何と言っても一番のキモは、シートレール取付け穴用に開けたネジ穴。前後間の寸法は 276mm(中心寸)で、ホームセンターで借りたハンドドリルに 8mm の木工用ドリルを装着して加工。これで製作が8割方終わってしまったと言っても過言ではない。

キャスターの内、前脚用に使用するのは、以前ゴミ置き場で拾ったフリーキャスター。後ろ脚は前後方向にしか動かないモノを新規購入(1個 180 円)。座面裏のシートレール取付け穴に木製台座を固定するのは M8×50mm のポルト(6本セット 80 円)で、柔らかい桐材を固定する為に大きめのワッシャー(内径 8mm 外径 22mm。15枚セット 80 円)を挟む。

前脚キャスターの取付け模様。
取付けに使用したドリルネジは、幸いにもウチに転がっていた M3×15mm のモノがピッタリだった。

同様に、後ろ脚キャスターの取付け模様。
どうも今回用いた桐材は『高級品』と言う先入観がある為、小市民の私はおそるおそるのネジ回しだったが、柔らかくて楽に固定出来た。

台座が完成しました。
これを眺めてふと思ったのだが、台座をかさ上げすれば、座椅子だけでは無くソファやダイニングチェアーも出来るかも知れない。と言う事は、台座を交換すれば1脚でマルチチェアーに・・・。

いよいよシート本体に台座を取り付ける。
用意しておいた M8 のボルトにワッシャを挟んで、座面裏のシートレール取付け穴にネジ込む。画像ではシート側にもワッシャーが用意してあるが、実はコレ、かなり重要なもので、シートに台座を固定する際、一部シートの表皮を挟む場所(前後シートレール取付け穴の中間)を逃がす為にあえて隙間を作る為に挟む。場合によっては数枚を重ねて隙間調整をすると表皮が長持ちするかも。

シート本体を引っくり返して、スパナで M8 のボルトを締め込んでいく。あまりトルクを掛けて締め込むと木材の台座が割れてしまうので、力加減が大切だ。

もう一方の台座も取り付ける。
ボルトを締めながら思ったのだが、木製の台座をオイルステイン(木の染料)などで濃い色に着色してもカッコいいかも知れない。エンジンオイルの廃油を利用して染めるのも面白いだろう。

完成しました。
私の場合、普段あまり背もたれを倒して使用する事は無いので、台座の長さはこの程度で良いが、もっと倒したい場合は後ろ脚の支点を更に伸ばす必要がある。

ついでにもう一脚作ってみた。
CITY 乗りに限らず、レカロなどの高級シートに交換して家の物置きに純正シートが眠ったままのヒトは、これで我が家でもドライブ気分!(かも知れない)。ましてやコレでファミコンのシティコネクションや、PS のチョロQ3・PS2 のチョロQ HG などのゲームをすれば、まさに気分はシュミレーター。
ところで、画像奥の座椅子のヘッドレストに何か小さいのがくっついているのが見えるでしょうか?。

コイツは、ウチの銀 R を引き取って来た時より車内に棲んでいたねずみ。トッポジージョだそうです。前所有者に返却を申し出たら「いらない」と言われたので、引き続き銀 R に常駐する事になりました。